フリーセルの解の存在判定アルゴリズムの設計

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フリーセルは,完全情報のソリティアカードゲームであり,初期局面をランダムに作成した場合に解をもたないものが出現する確率が非常に小さいことが知られている.著者らは,効率的にフリーセルの最適解を求めるソルバーの開発を計画しているが、その予備段階として与えられたフリーセルの初期局面が指定した手数以内の解をもつか否かを判定するアルゴリズムの改良を続けている.現在,そのアルゴリズムを使った解をもたない初期局面の存在確率と解をもつ初期局面における最短手順の長さの分布を求める計算機実験を実施している.本論文では,執筆時点までに得られたそれらの結果について報告する.

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