15パズルのための評価関数のランダムな学習による構成
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抄録
本論文では,スライディングパズルを解くための評価関数を,実際にパズルのコマをスライドさせる動作を通して得られた知識により構成する方法を提案する.このような評価関数の構成方法を本論文では「学習」と呼んでいる.スライディングパズルの中で比較的解きやすい15パズルをとりあげ,実際に評価関数を構成してその性能を評価した.ここでは,15パズルが最終的に目標としているパターンからスタートしてコマをスライドさせ崩していく過程を記録することで評価関数を構成した.この評価関数はIDA*アルゴリズムを用いてマンハッタン距離の和を用いた評価関数に比べて6倍程度効率的に15パズルの解を探索することができた.
収録刊行物
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- 第80回全国大会講演論文集
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第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 105-106, 2018-03-13
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097135857920
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- NII論文ID
- 170000177061
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00188482/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles