タッチインターフェースを用いた指の種類識別
説明
近年タッチスクリーンを用いて操作を行うタッチインターフェースが普及しているが,既存のタッチインターフ ェースでは,タッチした指の種類は認識できない.これはマウスやキーボードなどの別のデバイスに比べて操作性が劣 るという,タッチインターフェースに介在する課題の一つだと言える.我々はこの課題を解決するためにタッチインタ ーフェースから得られるタッチスクリーン情報や加速度センサ値を用いて,タッチスクリーンに触れた指の種類を識別する手法を開発する.指の種類の識別を実現することで,タッチインターフェースにおける入力要素数の増加が実現でき,個人認証,画面の非目視操作への応用などが可能になる.その実現に向け,19 名の被験者に対して各指毎の操作ログを収集する実験を行った.本稿では,その実験内容,実験結果そして考察を行った結果を報告する.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2016論文集 2016 1670-1676, 2016-07-06
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097136230528
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- NII論文ID
- 170000174217
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles