自動プランニングを用いたサイバー攻撃手順の生成
抄録
サイバー攻撃が複雑になる中,将来的に人工知能による攻撃手法自動化が行われると考えられる.現在,人工知能は車の自動運転やゲームなどのあらゆる面で活躍しているので,将来的にはすべての物事が人工知能を用いて自動化されると考えられる.それと同様にマルウェアによる攻撃手法も進化していくと考えられる.そこで本研究ではマルウェア自身が社内サーバに侵入した場合を仮定して,目的の攻撃行為を達成するまでの攻撃プランを人工知能の一分野であるプランニングを用いて攻撃経路を自動生成することに試みる.これにより,実際に想定される攻撃経路から自律型マルウェアによる攻撃の危険性について考察することが本研究の目標である.
収録刊行物
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- コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集
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コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集 2016 (2), 1319-1326, 2016-10-04
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097136269056
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- NII論文ID
- 170000173841
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00175855/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles