画像データを用いたL1ピボット可視化法の評価

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抄録

画像データを構成する4つのMPEG-7ビジュアル属性に着目し、オブジェクトとピボットとの距離を軸としてデータをプロットする可視化法に着目する。具体的には、オブジェクトベクトル集合よりランダムにオブジェクトを選択しピボットを決定する手法や、各次元の取り得る値よりランダムにベクトルの要素を選択しピボットを構築する手法などが考えられるが、これに対しピボットを距離空間より構築する手法を提案する。実データを用いた実験より、提案法が最もデータが全体に散らばった可視化結果となり、かつ、色、模様といった観点から似たような写真が近傍にプロットされたのを確認した。

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