ライブ情報を扱うハイパーメディアの基本構想

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タイトル別名
  • Foundamental ideas of a hypermedia which can treat live infomations

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抄録

ハイパーメディアは、様々な種類の情報をリンクによって結びつけ、柔軟に管理する技術である。1968年ごろのテッド・ネルソンのXanaduと、エンゲルバートのNLSを〓矢とするハイパーテキスト・ハイパーメディアは、高解像度のカラー表示とウィンドウシステム、光ディスクをはじめとする大容量の記憶装置の普及した近年になって、教育、マニュアルの記述、ホビー、アートなど、幅広いアプリケーションに利用されるようになってきた。しかしながら、ハイパーメディアの扱う情報は、専ら既に蓄積され、分類され、タグやキーワードなどの付加情報が与えられた、記録済の情報であった。一方、一般の人々が日常生活で必要としている情報は、TVをはじめとするライブ情報が重きを占めているといってよいだろう。このような、リアルタイムに入ってくる情報に対して、従来のハイパーメディアは何らなす術をもっていなかった。そこで、われわれは、ライブ情報と記録済情報とを関係づける一つの手法として、動画像認識技術を用いたリアルタイムリンクを提案する。

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