断層画像からの幾何的な情報と輝度を用いた三次元物体再構成
書誌事項
- タイトル別名
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- Reconstruction of a three-dimentional object from the cross-sectional image by integrated use of geometric and brightness information
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説明
CT画像やMRI画像などの連続断層画像から、元の三次元物体を再構成する試みは、これまで数多く行なわれてきた。三次元物体の表示方法は大きく分けて、サーフェスレンダリングとボクセルレンダリングの二種類があるが、いずれの方法を用いるとしても、断層間の補間が問題になる。本稿では補間方法として、断層画像上のある点を他の断層画像上の一点と1対1に対応づける連続写像を導入する。写像は連続性を満たす範囲で、その点と近傍の輝度を考慮して決定する。その際に、断層間にまたがって存在する穴などの、連続性を破る可能性がある構造への対処法も考える。応用例として人間の脳のCT画像から、三次元形状を再構成する。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第46回 (データ処理), 423-424, 1993-03-01
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097141335808
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB