低アクセスレイテンシを実現する不揮発メモリ向けユーザー空間ファイルシステム
書誌事項
- タイトル別名
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- User-space Filesystem Leveraging Non-Volatile Memory for Low Access Latency
説明
メモリインターフェースを備える不揮発メモリの高いアクセス性能を活用するため,近年ストレージソフトウェアスタックの再考が進められている.本研究では,不揮発メモリの一部をプロセスで占有し,ユーザー空間上でライブラリとしてファイルシステムを構築する構成を提案する.本構成では,ファイルアクセス処理をユーザーモードで完結させることで,コンテキストスイッチを不要とし性能改善を図るとともに,既存アプリケーションを無変更で適用可能とする.DRAM を仮想不揮発メモリとみなし提案手法を適用したところ,従来ファイルシステム比較において,filebench ベンチマークで最大 73% の性能向上効果を確認した.
収録刊行物
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- コンピュータシステム・シンポジウム論文集
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コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2019 54-61, 2019-12-03
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097152614656
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- NII論文ID
- 170000180889
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles