複数組織対応属性ベース暗号を用いたファイル共有システム

書誌事項

タイトル別名
  • File Sharing Services using Multi-Authority Attrubute-Based Encryption

抄録

Dropbox に代表されるオンラインストレージサービスが普及してきている.このようなサービスではストレージの管理者によりデータを覗き見られる危険性があることから,ユーザ側で暗号化してデータを保護するシステムが注目されている.大東らは暗号文ポリシー属性ベース暗号を用いてファイル本体およびファイル名 ・ ディレクトリ名を保護できるクライアントベースの暗号化ファイル共有サービスを提案しているが,鍵発行センターの特性上,単一組織での使用に限定せざるを得ない.そこで本稿では,複数組織で利用可能なファイル共有システムについて検討し,実現するために新たに必要となる属性ベース暗号 (MA-ABE) の実装 ・ 評価を行い,さらに,MA-ABE と学術認証フェデレーション (学認) を利用したファイル共有サービスについての検討を行った.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050011097152840320
  • NII論文ID
    170000178768
  • Web Site
    http://id.nii.ac.jp/1001/00192570/
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    conference paper
  • データソース種別
    • IRDB
    • CiNii Articles

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