ネットワーク仮想化を用いたホームネットワーク管理手法の提案
説明
今日ではネットワークはその発展・普及とともに人々の生活において欠かせないものとなっている.最近では,ネットワークに接続し便利な機能を提供する生活家電などの普及が進んでおり,ホームネットワークというものの重要度が増している.今後もホームネットワークに接続することでの利用を前提とした機器の増加や,それぞれのサービスの高品質化などによるホームネットワーク内で扱う情報量・種類の増加は避けられないものとなる.ホームネットワーク内の機器の増加によりネットワークは複雑化し,ホームネットワークの管理は難しくなる.さらにホームネットワーク内のデータ量・種類の増加により,通信品質の低下という問題が発生する.本稿ではネットワーク仮想化技術の一つであるネットワークスライスを,SDN(Software-Defined Networking)の代表的な技術である OpenFlow 用いることで実現し,ホームネットワーク内の機器を機能ごとにスライスに振り分け,スライスごとの自動的なネットワーク制御を行うことでネットワーク知識の浅い人であってもホームネットワークの管理を容易にする手法を提案する.提案手法を用いることで,ネットワークスライスを用いた自動的なネットワーク制御が可能であることを証明し,ホームネットワーク内に発生する上述した問題が解決できることを示した.
収録刊行物
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- マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集
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マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 180-186, 2017-06-21
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097152996608
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- NII論文ID
- 170000177810
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00189943/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles
- KAKEN