ダミーロットで設備停止を模倣する生産ラインのシミュレーション
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説明
近年、生産ラインの状態予測を目的とした生産ラインシミュレーションが広く行われるようになってきた。予測に用いるという性質上、精度良くシミュレーションを実施することが重要な技術要素の一つになっている。設備のスループットは生産ラインの生産能力に直接影響する重要な事項であり、シミュレーションを行う際に厳密に再現する必要がある。特に設備のメンテナンス期間は設備のスループットへの影響を無視できないほど長いため、シミュレーションではメンテナンスを忠実に再現することが重要になる。実際の生産ラインではメンテナンス期間を柔軟に移動させて、設備稼働率を落とさない運用を行っている(図1)。しかし,、従来から行われていたシミュレーションではメンてナンス期間を固定していたため現実との食い違いが発生していた。本稿では、実際のライン運用に即したシミュレーションを実現するために、メンテナンス期間をダミーロットの作業期間で模倣する手法を考察し、その有効性を検証する。
収録刊行物
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- 全国大会講演論文集
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全国大会講演論文集 第55回 (コンピュータと人間社会), 417-418, 1997-09-24
情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097157318784
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB