平面時空間画像からの3D直線パラメータ推定方式の一提案

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  • A Method for Estimating 3D Line's Parameters from Plane-STI

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抄録

3D空間を撮影した動画像から3Dシーンを復元する手法の1つに、3D時空間画像(Spatio-Temporal-Image)を利用する方法があり、多くの研究が行われている。しかし、3D時空間画像はデータ量が大きいため、各フレームから特徴となる点や線を抽出し、フレーム間で対応付ける処理が困難で、時間がかかるという問題がある。これに対し、スリットに基づく時空間画像変換を行うと、3D時空間画像を平面時空間画像に変換してもシーンの形状を復元することができる。変換によって得られる平面時空間画像は目標物体の3D情報を保ちながら、3D時空間画像に比べてデータを大幅に減らしている。さらに、カメラの運動を特殊な運動に制限すれば、3D空間の特定の直線が平面時空間画像上でも直線に変換されることが示されている。しかし、3D空間の直線は一般的には平面時空間画像上の曲線に変換される。そこで本稿では、一般的な平面時空間画像上の曲線から、対応する3D直線のパラメータを推定する方式を提案する。

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