屋内環境におけるシングルホップ通信とマルチホップ通信の実測による比較検証
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説明
マルチホップ通信は電波の減衰が小さい環境において,複数の端末を経由して通信するため,シングルホップ通信より低いスループットとなることが予想される.一方で,伝送距離や障害物の影響により電波の減衰が大きい環境下では,シングルホップ通信よりも1ホップあたりの電波の減衰が小さくなるため,高いスループットが得られると考えられる.本稿では,シングルホップ通信とマルチホップ通信のスループットを実機実験により比較し検証する.実験環境として,OLSR(Optimized Link State Routing)プロトコルを用いて,静岡大学構内に複数のノートPCから成るアドホックネットワークを構築した.構築した環境において,iperfを用 いてTCP(Transmission Control Protocol),UDP (User Datagram Protocol)の両面からホップ数の違いにおけるスループットを比較した.
収録刊行物
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- 第75回全国大会講演論文集
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第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 355-356, 2013-03-06
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097159756672
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- NII論文ID
- 110009580733
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles