テンプレートマッチングを用いた植物標本画像のラベル自動マスキング方法の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- Study of automatic locality information masking method on the plant specimen image using template matching
抄録
type:text
故萩庭氏らが収集した萩庭植物標本は,収録数・標本の採集地の両面において国内最大規模である。その中には絶滅危惧種も含まれており,標本画像を公開するにあたっては,資源保護の観点からラベルの採集地部分をマスキングする必要がある。今回の対象画像は低画像度であり,ラベル表記は活字と手書き文字が混在しているため,輪郭サーチ,文字認識,超解像などの技術の活用は困難である。そこで本稿では,標本画像中に記載された採集地の部分を自動的に検出・マスキングする方法としてオープンソースの画像処理ライブラリOpenCVに含まれるmatchTemplate関数の利用を検討した。
2022年 電子情報通信学会総合大会 情報・ソサエティ 一般セッション(2022年3月16日)発表論文
収録刊行物
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- 2022年 電子情報通信学会総合大会 情報・システム講演論文集2
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2022年 電子情報通信学会総合大会 情報・システム講演論文集2 35-35, 2022-03
電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097167862656
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB