地域ビッグデータのためのオプトイン方式データレポジトリの試作と実験
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説明
地域活性化を目的としたDMO(Destination Marketing/Management Organization)は,地域の観光資源を活かし,地域コミュニティ組織と連携しながら観光資源を作り出す法人であり、近年IT利用環境を使った旅行者の行動データの蓄積と分析が重要視されている。しかし、分析を行うためには,携帯電話会社や大手IT企業が持つビッグデータに頼っている現状があり,DMOらが扱うには高価とされている。近年,GDPRなどの制定から分かるように、データの帰属はもともとのデータ作成者にあり,そのデータの利用許可,利用方法は,利用を許可した後でももともとのデータ作成者は適切な制御能力と権利を持つことができる「オプトイン方式」が重要となってきている。本稿は,オプトイン方式を導入したモバイルアプリケーションを作成し,それを用いて地域観光の活性化へ貢献できる枠組みとシステムの試作・実験を行う。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 611-612, 2021-03-04
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097167917312
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- NII論文ID
- 170000186426
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles