紙の自律構造形成メカニズムにおけるインク浸透の観察と評価
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抄録
我々は紙とインクの物理化学反応による自律構造形成技術を確立した。プリンタ・インク・紙というシンプルな装置構成と、プリンタの印刷部が折れ曲がることで直観的な設計を可能にするという特徴を持つが、詳細なメカニズムは報告されていない。本発表では、構造形成性能の向上と誤差減少を目的として、紙内に浸透するインクの観察と解析を試みた。観察は光学顕微鏡の撮影により確認し、解析はLucas-washburn式とFickの法則の組み合わせによって行った。結果、滴下量に対するインク濃度分布の定量的な関係を得ることに成功した。折れ曲がり角度との関連を調査し、小型かつ緻密な構造を簡易的に形成する手法の開発へと繋げる。
収録刊行物
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- 第83回全国大会講演論文集
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第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 257-258, 2021-03-04
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097167925376
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- NII論文ID
- 170000186599
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00215349/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles