DAVIC1.2準拠のサービス制御機構(SRM)の開発
書誌事項
- タイトル別名
-
- The multimedia service session controller (SRM) based on DAVIC1.2
この論文をさがす
抄録
マルチメディア通信時代をユーザニーズの多様化と変化の時代と捉えた時, 多様化するニーズに対応するサービスを迅速かつ柔軟に提供する技術, つまりサービスに対する生産性を上げる技術の確立が重要となる。公衆電話網に代表される"通信網に融合されたサービスの提供"は網規模が巨大であるが故に, 多様な新規サービス提供にかかる労力が肥大化する問題を抱えている。かつて大型計算機がUNIX WSへと変遷したように通信の世界においても"通信網とサービスの分離"と"サービスのダウンサイジング(分散)"を行わなければならない時期に来ている。このような観点に立った研究および規格化は既に始まっており, IN(Intelligent Network)では通信網の上に共通したサービスプラットホームを置きユーザニーズに対応したサービスソフトウェアだけを作成・提供することで"網とサービスの分離''に成功したが, "サービスの分散"に関しては現在規定を進めている。またTINA-C (Telecommunications Information Networking Architecture Consortium)では, 分散オブジェクト環境(CORBA)上にサービスを作成することにより分散オブジェクト(サービス)間の通信をも含めた"分散マルチメディア通信環境"の標準化を進めている。本稿ではマルチメディアサービス網に対する要求とそこにおけるサービス制御の重要性を明らかにした後, 我々が開発したビデオサーバ(OKI MediaServer)のサービス制御技術について説明する。
収録刊行物
-
- 全国大会講演論文集
-
全国大会講演論文集 第55回 (ネットワーク), 532-533, 1997-09-24
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050011097174283776
-
- NII論文ID
- 110002896621
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00132806/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB
- CiNii Articles