オーラルヒストリーと街並みの3Dデータを用いた人々が持つ街の記憶の保存

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まちづくりの一手法として、地域=「場所」に蓄積された市民の記憶をオーラルヒストリー(口述史)の形で記録し、そこから地域遺伝子を見出して活用することが行われている。この場合の「場所」とは、物理的な空間・景観に人々の記憶が重畳した複合体であるが、その記録には本来、記憶の対象となる空間・景観の記録も伴うべきと考えられる。我々はオーラルヒストリーに加えて、街並みのレーザスキャンによる3Dデータ保存を行い、街の記憶の総体的なアーカイブ化を行った。データ保存およびWeb共有には人文系CMSのOmekaを利用し、3Dデータ表示プラグインを開発することで、3D街並みのブラウザでの閲覧を可能にした。

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