中学校1年生の長距離走授業におけるタイムと態度の変化に関する研究 : イーブンペース走を主たる手立てとして

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タイトル別名
  • チュウガッコウ 1ネンセイ ノ チョウキョリソウ ジュギョウ ニ オケル タイム ト タイド ノ ヘンカ ニ カンスル ケンキュウ : イーブンペースソウ オ シュタル テダテ ト シテ
  • Research on Change of 1500m Record and Attitudes towards Long-Distance Running Class of the First Grade at Lower Secondary School : Even Pace Running as a Strategy

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抄録

中学校1年生を対象に,各自の能力や目標に合った一定ペースで走るイーブンペース走を手立てとした全11時間の長距離走単元の授業を実施した.その結果,1500 mのタイムが有意に向上し,長距離走やその授業に対する好意的な態度や情意面での良好な変化が見られた.質問紙調査結果や自由記述からイーブンペース,正しい姿勢やフォームといった戦術的技術的側面と仲間との学び合いや励まし合い,主体的な学習や練習といった心情的知識的側面が融合した成果であり,成績(タイム)の下位群,中位群,上位群のいずれにも効果的な授業実践であった.以上の事から,本研究の一連の授業実践は,持久走・長距離走への否定的な感情が強くなるとされる中学校1年生に対して有用な学習指導方法であったと言える

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