保育者養成における初年次教育「スタートアップセミナー」の取り組みの現状と課題 -教員の質問紙による意識調査から-
書誌事項
- タイトル別名
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- Current State and Issues of First-Year Experience at Universities “Start-up seminar" for Training of Teacher in Early Childhood Care and Education -A study of through the survey of teacher's attitude-
抄録
type:実践報告
本研究は、2019年の初年次教育科目「スタートアップ」を担当した教員を対象に質問紙による意識調査を行い、「1年生春学期に身につけるべき保育の専門性」、「保育表現技術(人形劇鑑賞およびペープサート劇の作成及び発表)を通した教育的効果」、「今後の課題」について考察し、次年度以降に向けた課題を明らかにすることを目的とした。その結果、「1年生春学期に身につけるべき保育の専門性」として、基本的な保育のしくみや専門教育を1年春学期の早い段階で習得させることが望まれているように伺えた。「保育表現技術を通した教育的効果」については、概ね教育的効果は高いと考えられているように伺えたが、鑑賞する意味や観る視点についての学習や実施時期の検討が課題としてあげられた。
収録刊行物
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- 現代教育学部紀要
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現代教育学部紀要 12 129-136, 2020-03
中部大学現代教育学部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011231255935232
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- ISSN
- 18827098
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB