デートDV のイメージに関する研究 : 中高生を対象として

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タイトル別名
  • A study on the youth images of dating violence.
  • デート DV ノ イメージ ニ カンスル ケンキュウ : チュウコウセイ オ タイショウ ト シテ

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デートDV に関する中高生の認識についての資料を作成する目的で,中学生595 人(男子277 人,女子318 人),高校生1545 人(男子615 人,女子930 人)を対象として,24 の行為がデートDV に該当するかどうか尋ねた。評定結果の因子分析の結果,3 因子が抽出され,それぞれ「暴力的行為」「束縛的行為」「自己中心的行為」と命名された。3(因子別得点)× 2(中学生・高校生)× 2(性別)の分散分析を行った。その結果,それぞれの主効果,因子×性,因子×学校,因子×性×学校の交互作用が有意となった。中学生では,因子得点が高く,高校生になると総じて得点が低くなること,すなわち,特定の行為をデートDV ではないと認識するようになること,その傾向は特に男子で強いことが明らかになった。これらの結果をふまえ,中学生時代にはデートDV 予防教育を実施し始める必要性が高いことについて論じた

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