書誌事項
- タイトル別名
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- The Latest Scientific Findings of Candida albicans Useful for Oral Care
- コウコウ ケア ニ ヤクダツ Candida albicans ノ サイシン チケン
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抄録
誤嚥性肺炎が重症化しやすい患者の咽頭ではブドウ球菌,カンジダ,歯周病原因菌に加えて緑膿菌が共生しやすい環境が生じていることが示されている。口腔ケアは要介護高齢者の咽頭微生物数のコントロールに有用であることから,口腔病原微生物が関与する口腔ならびに全身疾患の発症および重症化予防に役立ち,QOLの向上に貢献できる。カンジダが誤嚥性肺炎原因菌と共凝集し,=cd=ba52塊となって誤嚥されている可能性が考えられる。Candidaは義歯に付着しやすいため,義歯ケアにより呼吸器感染症重症化を防ぐことができると期待している。Candidaに焦点を当てた本総説は,臨床上の治療および感染症予防・重症化対策へフィードバックされることに大きな目標をおいている。
収録刊行物
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- 高知学園短期大学紀要 = Bulletin of Kochi Gakuen College
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高知学園短期大学紀要 = Bulletin of Kochi Gakuen College (48), 73-80, 2018-02
高知学園短期大学
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011251830866560
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- NII論文ID
- 40021508011
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- NII書誌ID
- AN00083162
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- ISSN
- 03894088
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- NDL書誌ID
- 028910071
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles