ブロイラーの育種改良の変遷と鶏病の歴史
書誌事項
- タイトル別名
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- Changes of broiler chicken breed and outbreaks of noninfectious chicken diseases
抄録
わが国のブロイラー産業は,1961年以降諸外国からの専用鶏種の導入により急速に普及した。現在これらの原種鶏の生産は,欧米の3育種会社に寡占され,胸肉歩留を重視した育種改良により,産肉能力の著しい改善がみられている。また,これら育種会社では,増体性,飼料要求率に加えて,骨や心肺能力の強化による育成率の向上を目標とした選抜が行われている。この間の鶏病発生,特に非感染性疾病発生の推移について,育種改良との関連で考察を加えるとともに,近年増加している胸筋変性について,詳細な解説を行う。
収録刊行物
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- 鶏病研究会報
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鶏病研究会報 53 (4), 203-213, 2018-02
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011716215516800
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- ISSN
- 0285709X
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- IRDB