書誌事項
- タイトル別名
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- オオカミ シンコウ オ モチイタ サンホウサン ノ ケイザイ カツドウ : キンセイ ニ オケル ショミン ケイザイ ノ ハッタツ ニ ヨル シンコウ ケイタイ ノ ヘンカ
- Economic Activities at Mount Mitsumine and Wolf Veneration: Worship Changes Triggered by the Infiltration of Monetary Economy in the Early Modern Period
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抄録
近世は、商品作物の栽培や養蚕業の興隆などによって庶民経済が発達し、庶民たちは自らが求める娯楽や情報、はては現世利益まで貨幣と交換できるようになった。一方で寺社側も、運営資金を稼ぐために、庶民の関心をひく<現世利益>の信仰を喧伝するようになる。そのなかで頭角を現し、流行神にもなったのが三峯山である。三峯山は自山再興の資金獲得手段として、1720 年から狼信仰を導入した。そして時代の潮流に合わせて、多彩な霊験を謳った護符を「オオカミの分身」として貸し出す<御眷属拝借システム>を開発した。こうして莫大な資産を築いた三峯山は、地方寺院とは思えないほどの寺格上昇に成功した。
収録刊行物
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- 人間文化研究 = Studies in Humanities and Cultures
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人間文化研究 = Studies in Humanities and Cultures 38 113-130, 2022-07-31
名古屋 : 名古屋市立大学大学院人間文化研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050012235914174336
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- NII書誌ID
- AA11807171
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- ISSN
- 13480308
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- NDL書誌ID
- 032426606
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL