なぞり速度がSMA触覚センサに与える影響の考察
この論文をさがす
抄録
本研究では、なぞり速度が形状記憶合金(Shape Memory Alloy: SMA)を用いた触覚センサに与える影響について考察する。我々はこれまでに、SMAが力学的負荷を電気抵抗の変化として取り出せる特性を利用し、物体表面の凹凸を計測できる触覚センサを提案してきた。本センサを用いて、なぞり速度を変化させて質感の異なる素材のデータを取得し、パターン識別機を用いてテクスチャの弁別を試みた。その結果、なぞり速度に応じて計測データの特徴量に変化が見られることを見出した。また、素材ごとに識別率が最大となるなぞり速度があることがわかった。
収録刊行物
-
- 第84回全国大会講演論文集
-
第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 127-128, 2022-02-17
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1050012545625606528
-
- NII書誌ID
- AN00349328
-
- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00221414/
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- conference paper
-
- データソース種別
-
- IRDB