認識的モダリティの数値化試論 : manabaを用いた言語調査

書誌事項

タイトル別名
  • ニンシキテキ モダリティ ノ スウチカ シロン : manaba オ モチイタ ゲンゴ チョウサ
  • Quantification Essay on Epistemic Modalities : A language survey using manaba

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抄録

本稿の目的は、認識的モダリティに対して点数化することによって、話者が真と感じている度合いの基準を探ることである。これは、言語を言葉だけで説明するには限界があるためであり、対照研究のためには他の基準がある方が望ましいと考えるからである。被調査者にアンケート調査を行ない、認識モダリティに対する点数を入力するように求めた。その結果、「はずだ」>「だろう」>「かもしれない」といった相対的な点数の差が見られた。この結果は、日本人学生と留学生の両方で同様であり、3つのモダリティに相対的な数値の違いが存在することが確認された。

収録刊行物

  • 外国語学研究

    外国語学研究 24 19-24, 2022-10-01

    東京 : 大東文化大学大学院外国語学研究科

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