他者理解を育む道徳教育を目指して : 教員志望の学生が持つ次世代の子どもにつけたい力

書誌事項

タイトル別名
  • タシャ リカイ オ ハグクム ドウトク キョウイク オ メザシテ : キョウイン シボウ ノ ガクセイ ガ モツ ジセダイ ノ コドモ ニ ツケタイ チカラ
  • Cultivating the attitude of understanding others through moral education : A comparative study of belief for children in the next generation between would-be and non-would-be teachers

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抄録

本研究は,教員を志望する大学生と教員を志望しない大学生の間で,道徳的価値観や規律に関してどのような差異があるかを,質問紙調査及びインタビュー調査によって明らかにしようとしたものである。この研究は,全体的な計画としては,学校文化と教員文化,生徒の向学校文化と反学校文化の形成と変容に道徳教育がどのようにかかわっているのかを検証するプロジェクトの一環である。結果として,教員を志望する大学生においては,例えば「生徒は,担任の教師の指導を素直に聞く態度が必要である」という教員のイラショナル・ビリーフが,教員を志望しない大学生よりも強く検出され,規律や自主性を重視する傾向がみられた。一方で,教員を志望しない大学生においては,他者との関わりにおける感謝や礼儀を重視する傾向がみられた。

道徳的価値観

教員の信念

教員志望の大学生のイラショナル・ビリーフ

identifier:KK002200011438

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