「実践としての戦略」研究における研究手法-ディスコースアプローチとGTAの可能性と課題-

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タイトル別名
  • 「 ジッセン ト シテ ノ センリャク 」 ケンキュウ ニ オケル ケンキュウ シュホウ : ディスコースアプローチ ト GTA ノ カノウセイ ト カダイ

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抄録

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近年,戦略論のプロセス研究の一領域として「実践としての戦略」(SAP: Strategy as Practice)研究が注目されている。そのきっかけは,Journal of Management Studiesの2003年の特集号であるといわれている。その中で,SAP研究の特徴として,「組織生活における日々の諸活動を構成し,また,戦略的な成果とも関連する詳細なプロセスと諸実践を重視する。従って,組織とそこで働く人々にとって重大な結果をもたらすもののこれまで展開されてきた多くの戦略論研究では研究されてこなかったミクロの活動に我々はフォーカスする」(Johnson,Melin and Whittington,2003) という点が指摘されている。

収録刊行物

  • 経営論集

    経営論集 60 (1), 95-105, 2013-01-31

    明治大学経営学研究所

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