小学校、中学校音楽科における箏の指導の問題点とその打開を目指して ~洋楽と邦楽の融合による新しい日本歌曲の表現の視点と共に~

書誌事項

タイトル別名
  • The problems of playing the Koto in elementary and middle school music programs and the attempts to solve them -Looking at the issue through modern Japanese songs, fusing classical music and Japanese traditional music-

抄録

小中学校の音楽科においては、近年日本の伝統音楽についての教科書の記述が増え、その導入も低年齢化されている。しかし、教育現場では音楽科や音楽担当教諭の和楽器に対する知識や技能が追い付いていないという根本的な問題がある。本論文では小中学校における和楽器(箏)指導の諸問題を明らかにし、その解決のための具体的提言を行う。また、日本歌曲の演奏においては日本語の発音の問題、日本情緒の発露と西欧式発声との関連などの多くの問題は解決しておらず、日本歌曲そのものがクラシックの他ジャンルに比して国際的評価の俎上に上る事すら稀である。本論文後半では日本歌曲演奏の表現の突破口としての箏に注目し、声楽家、箏奏者、作曲(編曲)者、それぞれの立場からの考察を行う。

source:http://www.f-edu.u-fukui.ac.jp/faculty/publications

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1050013552710201728
  • ISSN
    24341827
  • Web Site
    http://hdl.handle.net/10098/00029311
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • IRDB

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