アスリートを育くむリーダーシップ: 静岡産業大学サッカー部女子の2年間の歩み

書誌事項

タイトル別名
  • Leadership that Nurtures Athletes: Two Years of Progress for the Shizuoka Sangyo University Women's Soccer Team

抄録

本研究の目的は、コーチのリーダーシップをアスリート(以後、選手)との関係から探ることである。インターカレッジ準優勝を2年連続で達成した静岡産業大学サッカー部女子18名と本田美登里監督を対象に、準優勝に至る歩みと全国サッカー部女子の現状を探った。その上で、現代のリーダーシップ理論に基づく選手とコーチの関係性を質問紙調査とインタビューから明らかにした。その結果、変革的リーダーシップとサーバァント・リーダーシップは選手から歓迎され、「コーチとの関係の満足度」「指導によるプレーの上達」の面で高い効果があった。また、コーチの指導理論やスポーツを通した人間の在り方の追求は、好ましいリーダーシップに合致していた。しかし、選手とコーチの自覚にはズレが生じており、今後、コーチの行動も選手の希望に合うような行動に変化させることが、チームの成績向上や幸福感の向上につながるため、両者の話し合いや意思疎通が必要だと考えられた。

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