絵本の読み聞かせにおける絵と言葉の関連性―『こすずめのぼうけん』を手がかりに―

書誌事項

タイトル別名
  • Association of a picture and words in the story-telling of the picture book ~Using the picture book “The Sparrow Who Flew Too Far”~
  • エホン ノ ヨミ キカセ ニ オケル エ ト コトバ ノ カンレンセイ : 『 コスズメ ノ ボウケン 』 オ テガカリ ニ

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説明

絵本は、絵と文章で構成されている。そして、読み聞かせの時は、耳で文章を聞いて、目で絵本の絵を見 るという行為が同時に行われる。絵を見る時、文章のみを聞く時、絵を見ながら文章を同時に聞く読み聞か せ時では、子どもの物語の世界での楽しみ方はどう異なるのだろうか。そこで、絵本を子どもの視点で見直 し、「読み聞かせ」において、その物語が子どもの心にどのように届いていくのかを絵と言葉の関連性に着 目して考察した。絵本はやはり読み聞かせ時に、その効果が最大限に発揮された。その際、聞き手の年齢や 経験に応じた絵本の選択が大前提であり、聞き手に合わせた絵の見せ方やその時間、文章の読み方、ページ をめくるタイミング等、読み聞かせの技能が重要であった。

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