Immunodetection of Chinese yam necrotic mosaic virus by DAS-ELISA using antibodies produced against coat protein expressed in Escherichia coli

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  • ヤマノイモえそモザイクウイルスの大腸菌発現外被タンパク質に対する抗体作製とDAS-ELISAによる検出
  • ヤマノイモエソモザイクウイルス ノ ダイチョウキン ハツゲン ガイ ヒタンパクシツ ニ タイスル コウタイ サクセイ ト DAS-ELISA ニ ヨル ケンシュツ

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Abstract

ヤマノイモえそモザイクウイルス(CYNMV)の外被タンパク質(CP)を大腸菌で発現させ,これに対する抗体を作製し,DAS-ELISAへの適用を検討した。RT-PCRによって増幅させたCP遺伝子をpMAL-c2X発現ベクター,またはpColdI発現ベクターにクローニングし,大腸菌でCYNMV-CPを発現させた。これを家兎に免疫して抗血清を得た。それぞれの発現ベクター由来の抗血清から抗体を精製し,DAS-ELISAへの適用性を試みた。磨砕バッファーとしてPBSTバッファーに1%スキムミルクおよび2%Tween20を添加し,検定葉の凍結(-15℃以下,6時間以上)を組合せることで,吸光値が上昇し,実用的な検定が可能となった。この方法で作製抗体の検出限界を評価したところ,pMAL抗体,pColdR1抗体ともに罹病葉の1.8×10 2倍希釈まで検出された。一般ほ場から採取したCYNMVサンプルを用いてDAS-ELISAを行ったところ,高率に陽性株が検出され,抗体の有効性が実証された。

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