生ニンニクの長期鮮度保持貯蔵に関する可能性調査研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on possibility raw garlic for long-term freshness preservation storage

抄録

生ニンニクは5月が収穫時期であり,通年での食品加工のためには長期貯蔵が必要である。収穫時期である夏には市場に多く流通するが,秋から春にかけては自社で貯蔵した生ニンニクを黒ニンニクの材料として加工している。生ニンニクの最適貯蔵環境は,温度-2℃,相対湿度65~70%RHであり,自社にあるコンテナ型貯蔵庫では,結露発生等の要因による腐敗等の不良発生が課題であった。本研究では貯蔵時の温湿度環境をモニタリングすることで現状の貯蔵環境を見える化し,当センターが開発した「バブリング調湿法」を用いた小型の貯蔵装置による小ロット規模の実験を行い,生ニンニクの長期鮮度保持貯蔵に一定の効果が確認されたので報告する。

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