教務委員会主催特別講座「リラクセーション法」の活動報告

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タイトル別名
  • Report of the special lecture "Relaxation Training" of the Academic Affairs Committee

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抄録

2021年度の特別講座は,臨地実習と定期試験を控えた2年生を対象にリラクセーション法の体験を企画した。ゆったりとした気持ちになること,心と身体が繋がっていることの体験を講座目的とし、10名の参加を得た. 実施したリラクセーション法は腹式呼吸と漸進定筋弛緩法とした.リラクセーション法導入のための講義と開始前の心身の自己ストレスチェック,受講動機や目的の記載の後,練習用のCDを用いて腹式呼吸と漸進的筋弛緩法を実施し,受講者は体験後にリラックス度と感想を記載した. 受講動機は,ストレスの自覚や睡眠の悩み,臨地実習や定期試験の緊張などであった.リラックス度6項目の合計点数は全員が体験後上昇していた.感想には,「眠くなった」「脳がリラックスした」「心も落ち着いている」「疲れや眠れない時,緊張時に実施してみよう」「多くの人に知ってもらいたい」などがあり,否定的感想はなかった.これらの結果より,講座の目的は達成されたと考えられる.

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