色彩イメージングと声のピッチ知覚における相関性について

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タイトル別名
  • Correlation between Color Imaging and Voice Pitch Perception
  • シキサイ イメージング ト コエ ノ ピッチ チカク ニ オケル ソウカンセイ ニ ツイテ

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抄録

研究ノート

歌詞の有無は、歌と楽器の演奏の大きな違いではあるが、演奏者がどのように楽曲と向き合い、解釈し、自分の表現に繋げるかなど、演奏者の経験や感情がとても大きく反映される点はどちらにも共通する点である。 しかしながら、その心のみでは演奏は成り立たず、作曲家の思いを込めた一音一音の意味を考え、楽曲の作られた時代背景やルーツなどを理解した上で、メロディーを構成する音程やリズム、ピッチなどを正確に演奏できる技術が表現の根底には必要になる。 そして、その技術を習得する際には、実際の声と、声を出すために必要なボディーイメージの一致は必要不可欠で、さらに指導者と生徒間における言葉の認識の共通化はとても重要である。 ここでは、音の高低を色の明暗に置換する色彩イメージングにより声のピッチ知覚を明確にし、自身の身体内部の状態把握や具体的な使い方に繋げることの有効性を紹介する。

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