竹人形文楽「はなれ瞽女おりん」における「影」を使ったキャラクター表現の演出意義と効果について

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タイトル別名
  • The Significance and Effectiveness of Character Expression Direction Using "Shadow" in Bamboo Puppet Bunraku Performance "Hanaregoze Orin"
  • タケ ニンギョウ ブンラク 「 ハナレ ゴゼオリン 」 ニ オケル 「 カゲ 」 オ ツカッタ キャラクター ヒョウゲン ノ エンシュツ イギ ト コウカ ニ ツイテ

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抄録

論文

⼩説家・⽔上勉の⽂業は多岐にわたるが、⼈形劇団を主宰し⽵⼈形⽂楽の上演活動を⾏ってきたことは意外に知られていない。本稿では、若州⼈形座の「はなれ瞽⼥おりん」上演史の中でも幸晃彦の演出作品(幸版)を取り上げ、⼈形と影を⽤いた舞台表現の特⾊を明らかにし、影を使ったキャラクター表現の意義と効果について検証する。最後に、幸版の「はなれ瞽⼥おりん」上演史上の位置付けと、「はなれ瞽⼥おりん」の劇世界の新たな⾒せ⽅に挑戦した看過できぬ作品として幸版の評価を⾏う。

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