書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between FOH and FB in PA
- PA ニ オケル FOH ト FB ノ カンケイ
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説明
研究ノート
ライブコンサートや、催し物における⾳響に関しては、PA(パブリックアドレス)というものが必須になる。それがたとえアナウンスマイク1本だとしても、マイクがあり、スピーカーがあることで、PAシステムが組まれている。それがSR(サウンドリインフォースメント)という分野に発展し、マイクや、ミキサー、スピーカーを吟味して、より良いサウンドを⽬指し、数々の研究がなされてきた経緯がある。それは⾳場(その⾳を響かせる場所)や、PA機材、そのシステムの構築の仕⽅によって⼤きく変わるものである。しかし、それだけだろうか。そこに機材を扱う技術、⾳場に対する対策をどのように施すかによって⼤きく変わるということを筆者⾃⾝の何千本にも及ぶコンサートのオペレート経験から体感している。特に重要となるのが、FOH(フロントオブハウス)=客席の⾳のコントロールと、FB(フォールドバック)=演奏者に向けた⾳のコントロールの組み合わせによって劇的に変わることを体験してきた。筆者の経験からということを述べたが、過去40数年の間に数々のPA事例を経験し、成功したこと、失敗したことが⼭のように蓄積されている。その度ごとに、反省と研究を繰り返してきた成果ともいえる答えを⾃分なりに導き出した。経験と勘によるところもあると思うが、データも含めて検証していきたいと思う。
収録刊行物
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- 尚美学園大学芸術情報研究
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尚美学園大学芸術情報研究 35 39-64, 2022-12-18
尚美学園大学芸術情報学部・大学院芸術情報研究科
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050014359399233792
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- NII書誌ID
- AA12312312
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- NDL書誌ID
- 032670433
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- ISSN
- 18825370
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDLサーチ