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- ニホンゴ ニ ジュヨウ サレル エイゴ ドウシ ニ ツイテ ノ ケンキュウ get ノ ワゴカ ニ ミル イミ カクチョウ ノ パターン
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日本語に外来語としての英語動詞が借用される場合、日本語の既存の動詞と併用され、意味・用法上の棲み分けを行う。このとき外来語がどのような意味変化をおこすか、既存の和語・漢語動詞とどのような関係をもちながら日本語の枠組みに組み込まれていくのかを明らかにする。 外来語動詞が受容され、本来の英語にはない意味拡張を起こした典型的な例としてgetをとりあげ、以下の4点について明らかにする。1)受容された英語が新しい意味を獲得するプロセス。2)類義語としての既存の和・漢語(得る・獲得する等)とgetとの使い分けの条件と意図。3)和製英語複合語の語構造上の特徴とそこに観察される言語意識。4)漢語受容から欧米語受容へシフトすることによって起こる日本語の質的変化。「get]は本来の意味である「得る」の意味範疇から、「~になる(変化)」の概念をカバーしはじめていると考えられる。本来的意味が日本語独自に意味拡張を起こすパターンを帰納する一階梯としてこれをとりあげる。 この作業は、言語接触の中の外来語受容における日本語のあり方を通して、日本語話者の言語意識やものの見方の特徴と、これからの変化の方向性を探ることにつながるものと位置づける。
Journal
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- 広島女学院大学国語国文学誌
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広島女学院大学国語国文学誌 34 1-14, 2004-12-20
広島女学院大学日本文学会
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Keywords
Details 詳細情報について
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- CRID
- 1050014359400444928
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- NII Article ID
- 40006700022
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- NII Book ID
- AN00213053
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- ISSN
- 02882078
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- NDL BIB ID
- 7306758
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles