城南海の「こぶし」の音声学的特徴と音譜上の分布について : 『アイツムギ』と『あなたに逢えてよかった』をもとに

書誌事項

タイトル別名
  • ジョウナンカイ ノ 「 コブシ 」 ノ オンセイガクテキ トクチョウ ト オンプ ジョウ ノ ブンプ ニ ツイテ : 『 アイツムギ 』 ト 『 アナタ ニ アエテ ヨカッタ 』 オ モト ニ
  • キズキ ミナミ ノ「コブシ」ノ オンセイガクテキ トクチョウ ト オンプジョウ ノ ブンプ ニ ツイテ : 『アイ ツムギ』ト『アナタ ニ アエテ ヨカッタ』オ モト ニ
  • Kizuki Minami no "kobushi" no onseigakuteki tokuchō to onpujō no bunpu ni tsuite : "Ai tsumugi" to "Anata ni aete yokatta" o moto ni
  • The phonetics and phonology of kobushi by Minami Kizuki : a first exploration

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抄録

type:text

本稿では城南海氏のこぶしの音声学的特徴や楽譜上の分布傾向などを分析する。既存曲『アイツムギ』および『あなたに逢えてよかった』のアカペラ音声を題材として、こぶしがどのように音声的に実現するのかを分析し、こぶし産出の背後にある調音メカニズムに関して推察する。また、こぶしの音譜上の分布はランダムではなく、一定の規則性を持って現れることを示し、その背後にある原理を考察する。また、こぶしの出現に関する言語学的な要因についても論じる。本稿の分析は探索的なものであり、我々の目的は、こぶしについて何らかの結論を出すことではなく、こぶしについて今後どのような研究が可能かを示すことである。

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