『オツベルと象』の「音読」「朗読」指導 : 平成24~27年度の教科書と「学習指導要領」を中心に

書誌事項

タイトル別名
  • 『 オツベル ト ゾウ 』 ノ 「 オンドク 」 「 ロウドク 」 シドウ : ヘイセイ 24~27ネンド ノ キョウカショ ト 「 ガクシュウ シドウ ヨウリョウ 」 オ チュウシン ニ
  • Teaching Miyazawa Kenji’s “Ozbel and the Elephant” through reading aloud activities : An Analysis of Japanese Textbooks (2012-2015) and the government curriculum guideline of the time

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抄録

音読は、昭和22年度「学習指導要領(試案)」において、当時の国語授業の中心として行われていた指導法であった。それは、「中学校の生徒は、本を読むことに慣れていない」という生徒観にもとづくものである。 しかし、昭和26年度「学習指導要領」と昭和33年度「学習指導要領」に忠実な教科書(教育出版)の「学習の手引き」「研究」については、当時、『オツベルと象』は、「音読」という活動を通じて、三つ機能「読む・話す・聞く」力をはかろうとした。本稿は、教育出版の平成二十四~二十七年版教科書の「学習の手引き」における「音読」「朗読」の目的について研究することで、今後のカンボジアにおける日本語教育に生かしていくことを目的とする。

収録刊行物

  • 語学教育研究論叢

    語学教育研究論叢 40 161-168, 2023-03-01

    東京 : 大東文化大学語学教育研究所

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