小尺度トポロジーと大尺度トポロジーの統一的枠組み (集合論的および幾何学的トポロジーと関連分野への応用)
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- 今村, 拓万
- AAAS BRIDGE, Incorporated
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抄録
本稿では,超準解析を用いて小尺度と大尺度のトポロジーを統一的に扱う試みについて,進捗を報告する.まず,位相空間,一様空間,有界型空間,粗空間といった既存の空間概念を同時に一般化する概念として,空間的集合及び空間的写像の概念を導入する.次に,超準的な集合のクラスΠ₁[st]とΣ₁[st]の定義を確認した後,小尺度構造がΠ₁[st]—定義可能な空間的集合に,大尺度構造がΣ₁[st]—定義可能な空間的集合に,それぞれ正確に対応することを示す.位相空間に対するMcCordホモロジーのアイデアを借用し,空間的集合に対するホモロジー論を定義する.そして緩振動写像が大尺度空間のホモロジー群から小尺度空間のホモロジー群への準同型を誘導することを示す.
収録刊行物
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- 数理解析研究所講究録
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数理解析研究所講究録 2243 100-112, 2023-02
京都大学数理解析研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050014868313298816
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- NII書誌ID
- AN00061013
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- HANDLE
- 2433/283064
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- ISSN
- 18802818
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB