低年齢の子どものインターネット利用への保護者による技術的介入が子どものインターネット理解に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- The effects of technical parental mediation on young children's understanding of the Internet
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説明
P(論文)
本研究では,低年齢の子ども(3 歳~小学3 年生)の保護者を対象に2 波縦断調査を実施し,保護者が子どもの利用するインターネット接続機器に何らかの制限を設定する技術的介入やそれに関連する関わり方が子どものインターネット理解に影響するか検討した.その結果,介入を導入する際,また,導入後制限に対する反発があった場合,制限の必要性を説明することが,子どもの学齢に関わらず,インターネットが他の人々とどのようにつながっているのか,その仕組の理解を促すことが示された.インターネットがどういうものであるのか存在の理解については,技術的介入の有無や導入のあり方による有意な効果は見られなかった.今後の研究では,具体的にどのような説明が子どものインターネット理解や適切な利用につながるのか検討する必要があるだろう.
収録刊行物
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- Informatio : 江戸川大学の情報教育と環境
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Informatio : 江戸川大学の情報教育と環境 20 61-68, 2023-03-30
江戸川大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050014956528583040
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- NII書誌ID
- AA11832237
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- KAKEN
- OpenAIRE