G. ホルスト《吹奏楽のための第1 組曲》より〈シャコンヌ〉のフレキシブル編曲版の分析 : フレキシブル編成合奏の課題と教育的側面

書誌事項

タイトル別名
  • G. ホルスト 《 スイソウガク ノ タメ ノ ダイ1 クミキョク 》 ヨリ 〈 シャコンヌ 〉 ノ フレキシブル ヘンキョクバン ノ ブンセキ : フレキシブル ヘンセイ ガッソウ ノ カダイ ト キョウイクテキ ソクメン
  • Analysis of G. Holst’s〈Chaconne〉from 《First Suite for Military Band》 arranged in Flexible Instrumentation : Issues and Educational Aspects of Flexible : Arrangements

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抄録

本研究の目的は、G. ホルスト作曲《吹奏楽のための第1 組曲》のS. スタントンによるフレキシブル編曲版の分析を通して、フレキシブル編成合奏の課題と、その教育的意義について明らかにすることである。第1章では、少子化の影響によって古典的レパートリーを演奏できなくなりつつある吹奏楽部の現状について、第2章ではフレキシブル編成の概要について述べる。第3章では、ホルストによるオリジナルとスタントンによる編曲版を、主に楽器法の観点から分析する。それを受けて第4章で、スタントンは①楽器法に関する工夫②教育的工夫という編曲上の2つの工夫によって、4声部という限られた編曲のパレットの中で、また中高生にも技術的な無理のない範囲で、原曲を再現しようとしていると結論づけた。

identifier:http://repo.kyoto-wu.ac.jp/dspace/handle/11173/3704

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