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- 石井, 隆之
- 近畿大学
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on Syntactic Phenomena Related to Multi-WH Questions
- 多重WH構文の続語現象に関する一考察
- タジュウ WH コウブン ノ ゾク ゴ ゲンショウ ニ カンスル イチ コウサツ
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抄録
[概要]日本語と英語の双方に多重WH構文(疑問詞が複数生じる文)が存在するが,この文におけるWH句は,LF(論理形式)部門で,WHが移動して認可されるものと,一般に考えられている。本稿では,WH句の認可条件に,WH句のLF移動が関わっていないと考え,CP主要部照合という照合理論を提案する。LF内で主節のCP主要部が,WH句をm統御していることが最低条件で,WH句は認可されると考える。素性の一致と照合数の満足により,WH句は完全に認可され,全体の文に正しい解釈が与えられる。主節と従節のどちらに,WH句がどれだけ生じるのかという観点で,構文を分類し,それぞれCP主要部照合を試みた。結果として,日本語において,「助詞『か』がS構造上での移動では島にならないのに,LF移動で島になる」という矛盾を解決するなど,CP照合の優位性を示すことになった。
収録刊行物
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- 生駒経済論叢
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生駒経済論叢 3 (2), 1-19, 2005-12-15
近畿大学経済学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050015907544546176
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- NII論文ID
- 110005000362
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- NII書誌ID
- AA1196034X
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- ISSN
- 13488686
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- NDL書誌ID
- 7947388
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- IRDB
- NDL
- CiNii Articles