情報と社会 ―情報セキュリティの事例より―

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タイトル別名
  • The Information and Society ―The Information security cases
  • ジョウホウ ト シャカイ : ジョウホウ セキュリティ ノ ジレイ ヨリ

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抄録

技術の進歩には,様々なものがあり,その一つがIT(情報技術)である。ITをコアとなしている社会が一般的に情報社会と呼んでいる。ITは,産業活動そして我々の日常生活を支える重要な社会基盤である。しかし,ITに依存すればするほど,ITに対する脅威は直ちに,自分たちの経済活動や社会生活そのものへの脅威に転化する。情報セキュリティへの取り組みは,自分たちの脅威を無くし,安心して安全な利活用できるネットワークである。そのためには,情報セキュリティの重要性と必要性の認識がなくてはならない。2023年現在,イノベーションによりITからICT,IoT,そしてAIが登場した。様々な技術がイノベーション等で実用化され世の中に登場し,それを利活用している。その際,人々はメリットやデメリットについて考える。この点についていくつかの大きな問題が予想される。人々は, ビジネスで得たモノを守ろうとする。ここに, セキュリティの重要性と必要性が生じる。以上のことを踏まえ,セキュリティの重要かつ必要であることを指摘し主張することが目的である。 本研究では,情報セキュリティの実装と実施に関して,ICTの利活用等の研究報告(調査含む)や文献を概観する。その際,2015年現在を中心に,時系列的な分析を行い,社会の変化(2006年と2015年)を明確にする。次に情報セキュリティに関し,概念の提示とリスク事例の紹介および問題意識から情報セキュリティの現状把握,認識,重要性等に関して再認識し若干の考察を行いたい。

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