UniXcoderを用いたコメント文による不正コードの検出
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説明
大規模なソフトウェア開発において,OSS(オープンソースソフトウェア)を取り入れた開発が盛んである.通常,OSSは静的解析ツール等によって信頼性が担保されるが,colors.jsパッケージの事例の様に作者による意図的な不正コードの挿入の検出は難しい.本稿では,こうした不正コードの挿入に対して,ソースコード内で正当な動作が記されたコメント文とソースコードがある場合に,UniXcoderを用いてそれぞれの分散表現を算出し,その関連度から不正命令部分を特定する手法を提案している.CodeSearchNetを用いた評価実験では,関数の行数が少ない場合に有効であることを示した.
収録刊行物
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- 第85回全国大会講演論文集
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第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 519-520, 2023-02-16
情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050016803516788736
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- NII書誌ID
- AN00349328
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB