3表情を対象とした表情認識モデルにおける警戒パラメータの決定法に関する検討

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抄録

人間の感情を認識するとき,コミュニケーションにおいて重要な役割を担う表情に着目することが有効である.人間が表出する表情パターンは多様であるのに加えて,時間経過に伴って新たなパターンが出現することも考えられる.したがって,表情認識モデルには,未学習のパターンに適応して進化する機能が求められる.本研究ではこれまでに,CPNとFuzzy-ARTを組み合わせた追加学習機能を有する表情認識モデルを提案した.しかしながら,追加学習を行ったところ,表情を誤って学習したことに起因して表情認識の精度が低下する場合を認めた.そこで本稿では,追加学習処理を決定する際の判断基準である警戒パラメータに関する検討を行った.

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