オガサワラカワラヒワ共生社会ワーキンググループの課題抽出

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タイトル別名
  • Identification of issues for the symbiotic society working group at the Ogasawara Greenfinch Population and Habitat Viability Assessment workshop

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抄録

2020年12月に開催した「オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ」は、IUCNが提唱するPHVAワークショッププロセスを採用した。母島はオガサワラカワラヒワが非繁殖期に餌場として利用する有人島であるが、母島における本種と地域住民との共生を議論テーマとした共生社会ワーキンググループでは、ワークショップ本大会前に参加者からアンケート方式で課題の抽出を行った。抽出された課題を整理したところ、ネコ対策が不十分、外来ネズミ対策が不十分、餌環境や水場環境が不安定、調査研究不足、保全する組織体制が無い事、知識不足、守る意識の不足に大別された。これらの課題について、ワークショップ本大会では行動計画を策定した。

収録刊行物

  • 小笠原研究

    小笠原研究 48 95-104, 2022-03

    東京都立大学小笠原研究委員会

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