See atmospheric turbulence

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  • Luce, Hubert
    京都大学生存圏研究所大気圏観測データ解析分野

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  • <総説>大気の乱れを見る

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Abstract

大気の乱れ(大気乱流)とは、速度や向きが不規則に変化する大気の流れのことです。大気乱流は、航空機の安全運航、気象予報の精度、大気汚染物質の拡散、風力発電機の寿命、地上からの天体観測などに影響を与えます。雲を伴う目に見える乱流は、乱流のごく一部の姿で、しばしば雲から遠く離れた場所でも発生し、晴天大気乱流(Clear Air Turbulence: CAT)と呼ばれます。乱流は風速や屈折率の乱れを発生させるため、これらの乱れに感度を持つセンサーやリモートセンシング装置を、乱流検出に利用することができます。本稿では、地上のドップラーレーダーや、気球や小型無人航空機(UAV)に搭載されたセンサーが、この目的のためにどのように利用されるかなどについて紹介します。

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Details 詳細情報について

  • CRID
    1050017035590975616
  • NII Book ID
    AA12127944
  • ISSN
    27584259
  • HANDLE
    2433/286387
  • Text Lang
    ja
  • Article Type
    departmental bulletin paper
  • Data Source
    • IRDB

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