学生は「国際教養」をどのように捉えているか(2) -学生アンケートからの考察-

書誌事項

タイトル別名
  • What do students understand “International Liberal Arts”?(2)- The Study from the student survey of "Introduction to International Liberal Arts" -

抄録

2018年度に開学した桜花学園大学保育学部国際教養こども学科はグローバルな視野を持った保育者養成を目的に掲げている。その背景には、保育・幼児教育を必要とする多国籍の子どもが増加していることが挙げられる。本稿では、保育者を目指す国際教養こども学科の学生が「国際教養総論」の受講後に「国際教養」として何を理解したか。受講前と受講後ではどのように留学後の学びを学生は整理し、意識を変化させたのか。学生の理解内容および教育的効果を測り、経年変化を追う。そうした研究意識のもと、まずは開講初年度より4年次科目であり国際教養こども学科での「学びの集大成」として位置付けられている科目「国際教養総論」において、学生が「国際教養」をどのように捉えているかを明らかにすることを試みた。本稿では学生アンケートから、「国際教養」として学生がグローバリズムおよびグローカリズムを理解し習得した現状についてまとめた。そして、この科目の教育効果の分析と今後の課題について述べた。

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